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できること・実績

現地でしか、
気づけないこと。

2026年7月から8月にかけて、16か所の発電所を実際に回りました。 そこで何を見つけ、どう対応したかを、そのままご紹介します。 特定の発電所やお客様が分かる情報は記載していません。

16サイト

2026年7〜8月に
実際に伺った発電所

3件

草に隠れていた
設備の異常を発見

40〜60枚

初回に撮る
定点写真の枚数

当日中

報告書をお届けする
までの時間

発見の記録

草を刈るまで、
誰も気づいていませんでした。

いずれも、遠隔の監視画面には出てこないものです。 年1〜2回の点検日に草が伸びていれば、専門の業者でも見えません。

雑草に埋もれた設備まわりの様子

東近江市 / 2026.07.25

接続箱3基が、雑草に完全に埋もれていた

フェンス際にあるはずの接続箱が、草をかき分けて初めて所在の分かる状態でした。 点検にいらした方にも見えず、扉を開けることもできません。除草後、3基すべての位置と外観を写真で記録しました。

この状態が意味すること 接続箱は、複数の回路の電気が集まる場所です。そこが草に埋もれているということは、 年に1〜2回いらっしゃる点検の方も、扉を開けられていないということです。 点検の記録は残っていても、中は見られていません。

つる草に覆われた監視カメラ

大津市 / 2026.07.21

監視カメラが、何も映していなかった

電柱・機器箱・カメラの全体がつる草に覆われ、レンズが塞がっていました。 防犯の機能が事実上止まっている状態です。遠隔からは「映っていない」ことすら分かりません。 除去後、画角が回復したことを写真でご確認いただきました。

この状態が意味すること カメラは「映らなくなったこと」を知らせてくれません。 盗難への備えが、いつから止まっていたのかも分かりません。 画面を遠隔で見ているかぎり、気づく方法がないものです。

パネル表面ガラスのひび割れ

東近江市 / 2026.07.25

パネル1枚に、ガラス全面のひび割れ

部分的な傷ではなく、表面ガラスのほぼ全面に及ぶものでした。 原因は外観からは特定できないため一切手を触れず、写真の記録だけを行い、 有資格業者の手配と保険のご相談を当日中にお伝えしました。

この状態が意味すること ひび割れたパネルは、発電量が落ちるだけでなく、雨水が入ると危険が生まれます。 そしていつ割れたかが分からないと、保険のご相談が難しくなります。 見つけた日付と写真が残っていること自体に、意味があります。

私たちは配線を直せません。 でも、切れているのを最初に見つけるのは私たちです。 早く見つけられる理由は、技術ではなく行く時期にあります。

作業の記録

草を刈ると、
発電所が見えるようになる。

すべて当社が実際に伺った発電所です。所在地は市町までの表記としています。

BEFORE除草前。パネル前面まで雑草が伸びている様子
AFTER除草後。パネル周辺が刈り込まれた様子
東近江市2026.07

パネル前面まで伸びた雑草を除草。影の原因を取り除きました。

BEFORE除草前。架台の足元まで草が茂っている様子
AFTER除草後。架台の足元が見えるようになった様子
東近江市2026.07

架台の足元まで刈り込み、点検できる状態に戻しました。

BEFORE除草前。敷地全体に草が広がっている様子
AFTER除草後。敷地全体が整えられた様子
東近江市2026.07

敷地全体を除草。あわせて外観の目視確認を行いました。

BEFORE除草前。斜面側まで草が伸びている様子
AFTER除草後。斜面側まで刈り込まれた様子
大津市2026.07

斜面側まで含めて除草。訪問ごとに写真つきで報告しています。

対応した状況

草刈りでは
済まなかった現場。

除草での対応

木本化した低木がパネルに覆いかぶさっていた

雑草が草の域を越えて低木・幼木にまで育ち、パネル面とフェンスに覆いかぶさっていました。

通常の草刈りでは対応できません。伐採を主体とした作業に切り替え、 1か所で1日をかけて、パネル面とフェンスまわりを開放しました。

この状態は「とても重い」(基本料金の1.8倍)として、作業前にお見積りをお出ししています。

除草での対応

つる草が架台内部・配線まわりに侵入していた

つる性の雑草がパネル下面まで這い上がり、架台内部や配線まわりに絡みついていました。 機械を入れると配線を切ります。手作業でのつる除去に時間をかけ、 刈る前と刈った後の2周、配線の状態を目視で確認しました。

安全のための判断

スズメバチの営巣を確認し、区画の作業日を分けた

9月は種を落とす前に刈りたい時期ですが、スズメバチが最も活動的な時期でもあります。 作業前の営巣確認で巣を見つけた区画は、気温が下がる10月中旬以降に回しました。 予定どおりに進めることより、安全を優先しています。

やらなかったこと

接続箱の扉は開けていません

草に埋もれた接続箱を掘り出した後も、扉は開けていません。 日中の発電所は常に通電しており、開放・点検は電気の有資格者の領域だからです。 外観と設置状況を写真で記録し、専門業者による点検をお勧めするところまでが当社の仕事です。

壊さないための手順

草を刈ることより、
壊さないことのほうが難しい。

発電所での事故で多いのは、刈払機によるケーブルの切断と、 飛び石によるパネルの破損です。どちらも、草を刈りに行った人間が起こします。

そして日中の発電所は、こちらが何もしなくても発電し続けています。 太陽光の配線に流れているのは直流で、家庭の電気と違って、いったん流れ始めると切れにくい。 ケーブルを傷つけたときに起きることが、コンセントとは違うということです。

ですので当社は、次の手順で作業します。心構えではなく、決めごとです。

草刈りの作業区画図 ― 機械を入れる場所と、手で刈る場所 平面図では、パネルアレイのまわり・ケーブルに沿った帯・パワコンと接続箱のまわりを手で刈る範囲とし、アレイとアレイの間の通路を機械で刈る範囲としています。断面図では、地際まで刈った場合に刃がケーブルに届き石が飛ぶことと、約10センチ残す高刈りでは刃がケーブルに届かず石を巻き上げないことを比べています。 平面図 機械で刈る 手で刈る パワ コン 接続 箱 パネルアレイ 通路 ― 機械で刈る 通路 ― 機械で刈る ケーブル・保護管 断面図 地際まで刈る 高刈り(約10cm残す) 石が飛ぶ 刃がケーブルに届く 石を巻き上げない ケーブルに刃が届かない 約10cm
赤い斜線が、機械を入れずに手で刈る場所です。パネルの足元、ケーブルと保護管の上、 パワコンと接続箱のまわり。ここに時間をかけるぶん、通路は機械で一気に刈ります。 (図は横にスクロールできます)

※この図は考え方を示したものです。実際の発電所では、図に記載が無くても、機器とケーブルのまわりは手で刈ります。 配線の経路を示す図ではありません。

  1. 作業の前に、配線と保護管の位置を見て回る

    どこにケーブルが這っているかを、草を刈る前に確認します。 草が伸びていると、刈り始めてからでは見えません。

  2. 刃はナイロンコードを標準にする

    金属刃は石を飛ばします。飛んだ石はパネルのガラスに当たります。 ナイロンコードなら、当たっても割れません。

  3. 地際まで刈らず、高刈りにする

    地面ぎりぎりを刈ると、石を巻き上げ、地面を這うケーブルに刃が届きます。 少し残すほうが安全で、次に生えてくる草も弱くなります。

  4. 配線際・架台際・機器のまわりには、機械を入れない

    ここだけは手で刈ります。時間はかかりますが、 機械が届かない場所には、機械による事故も起きません。

  5. 刈る前と刈った後、2周して配線を見る

    刈る前は「どこにあるか」を、刈った後は「傷つけていないか」を確認します。 草が消えた直後が、1年でいちばんよく見える時間です。

  6. 見つけたものには、手を触れない

    接続箱の扉は開けません。割れたパネルにも触れません。 写真に記録して、有資格の業者をご紹介するところまでが当社の仕事です。

  7. 危ないと判断したら、その日はやらない

    作業前にスズメバチの営巣を確認します。巣があった区画は、 気温が下がる時期まで回します。予定どおりに進めることより、安全を優先します。

それでも、万一のときは

請負業者賠償責任保険に加入しています。保険が有効になってから作業を開始します。 証券の写しをご提示できます。

手順を守っても、事故が起きない保証はありません。 起きたときにお客様がご負担にならないことまでが、備えだと考えています。

発電所カルテ

同じ場所から、
撮り続けます。

初回の訪問で、その発電所の「カルテ」を作ります。以後の報告書は、毎回このカルテの同じ写真と比べる形になります。 1年目より2年目、2年目より3年目のほうが、報告の価値が上がります。同じ場所から撮り続けるからです。

測るもの

  • 敷地面積・外周長・フェンス延長
  • 法面の有無と傾斜
  • 設備容量kW・パネル枚数・パネル上端の地上高
  • パワコン・接続箱の台数と位置
  • 進入路の幅・軽トラ進入可否・門扉の鍵
  • 水栓の有無/草種の分類
  • 支障木の本数を太さ別に
  • 水田・水路・井戸・民家までの距離
  • 蜂が巣を作りやすい構造

撮るもの

  • 敷地4隅+4辺中央の計8点の定点写真
    動かない目印に位置を固定し、GPS座標と方位を記録。次回以降、誰が行っても同じ絵が撮れます
  • パネル全景/機器の定点
  • フェンス4面・門扉・標識
  • 配線保護管の立ち上がり部
  • 隣接地との境界

合計 40〜60枚。別途の費用はいただきません。

すでに管理させていただいている発電所の場合

初回の現地調査は省略し、ご連絡いただいた翌週から作業に入れます。ただし初回だけ、以後の報告書の基準になる定点写真の撮影(30分程度)をさせてください。この写真がないと、翌年以降の「前回との比較」ができなくなるためです。

報告書

作業当日に、
A4一枚で届きます。

訪問のたびに、作業日・天気、作業前後の写真、気づいた点、前回からの変化、次回のご提案をA4の報告書にまとめてお送りします。 「本当に行ったのか」を確かめる手間が要らなくなり、そのまま維持管理の実施記録としても残せます。

報告書に載る「気づいた点」は、その日そこに立った人間が入力したものだけです。 記録のないことを、もっともらしく書き足すことはしません(仕組みについて)。

改正FIT/FIP法では発電設備の適切な保守点検・維持管理の実施が認定の基準に位置づけられています。 当社の記録はその実施を示す資料づくりを補助するものですが、電気主任技術者が行う法定の電気保安点検を代替するものではありません。

実際の報告書を見る

お問い合わせは不要です。実際にお出ししたものを、発電所名と町名だけ伏せてそのまま載せています。

次はあなたの発電所を、
見に行かせてください。

現地を拝見してから、正直なお見積りをお出しします。現地確認とお見積りは無料です。

受付 9:00 — 18:00 / 滋賀県全域・京都エリア